東京は大雪で大混乱だった。
というわけで今日は武蔵小金井駅について書く。これから書くことは、よく言われていることだと思うけど、誰かがちゃんとまとめないといけないので、僕がやります。
隣の東小金井と紛らわしい
武蔵小金井の隣は東小金井。その隣の武蔵境もかなりのレベルだけど、いったん武蔵境のことは忘れて、東小金井との紛らわしさだけに着目する。
この二つの駅が韻的にまぎらわしい理由は、母音がそれぞれ
うあいおあえい
いあいおあえい
なので、まぁ最後の「おあえい」が一緒なのは両方小金井だから仕方ないとしても、その前も二文字母音が合っちゃってること。
そして、唯一韻が踏めてないせめてもの救い的存在の最初の文字が、「む」と「ひ」で、両方とも子音が地味。カ行とかタ行みたいな破裂音が含まれる音ならよかったんだけど、むしろそういう音は二文字目に来ちゃってる。
むさしこがねい
ひがしこがねい
普通に発音すると、赤にした文字にアクセントが置かれると思う。このアクセントの位置以降、母音どころか子音までもがすべて一致するという最悪の結末。
アクセントの位置より後の文字が一緒だと、めちゃくちゃ綺麗に踏んでいるように聞こえてしまう。これは英語の韻のルールでいうところの完全韻(Perfect Rhyme)というやつ。こんなところでPerfect Rhyme出してこなくていいよ、中央線。
Perfect Rhymeについて詳しくは、Wikipediaを見てほしい。
小金井と武蔵小金井は全然違う場所
ここからはもう韻は関係ないんだけど、紛らわしい理由その二は、小金井駅の存在。小金井駅は栃木県の、全然違う場所。
東京駅からだと、上野東京ラインに「小金井行き」があって、中央線快速には「武蔵小金井行き」があって、間違えると全然違うところに連れて行かれる。いや、そりゃ同じ地名が二つあって、区別するために「武蔵」を付けるのはわかるけど、じゃあその横の「東小金井」は何だよ。「東武蔵小金井」じゃないのかよ。
「ムサコ」が多すぎる
三つ目はもちろんこれ。そう、東京にはまだ「武蔵小杉」と「武蔵小山」が存在する。両方とも急行が止まるメジャーな駅。ムサコとか略そうものならもうカオス。
なんでもかんでも武蔵を付けるな。コムサイズムならぬ、ムサコイズム。
まとめ
以上、韻からだいぶ脱線してしまった。武蔵小金井(うあいおあえい)について無駄におしゃべり(うあいおあえい)しすぎました。
おあとがよろしいようで。
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